俺たちの妹・2
二人で夕ご飯を作った。

みぃは点滴のお陰か、朝よりも元気だと言っていた。

みぃは、普段通りお皿の半分の量を食べて、後は俺が平らげた。

お風呂は別々で……

一緒に入ろうと言ったら、みぃに猛烈に反対された。

ちょっと悲しいけど、仕方ないか……



お風呂から上がってきたみぃは、ヤバかった……

ほんのり赤い頬で、パジャマを身にまとっていたんだけど、髪からはポタポタと雫が落ちていた。

「みぃ?髪、乾かさないとだめだよ」

「ん……」

少しぼぅっとしていたので、俺がドライヤーで髪を乾かした。

乾かすに連れて、みぃの髪からいい匂いが漂ってきた。

………ヤバイ、いい匂すぎる……

俺は理性が途切れない様に、必死だった。

でもそのうち、コクンと頭を揺らし始めたみぃ。

お風呂から上がって、水分補給もしてないし、このまま寝ちゃうのは良くない。


「みぃ、まだ寝ちゃダメだよ。ほら、お水飲んで」

言われるがままに差し出された水を飲むみぃ。

「寝る前の薬も忘れちゃダメだよ」

「………うん」

俺に返事をしたみぃは、ゆっくり立ち上がって、キッチンへ向かった。

コトン……

コップを置く音がして、視線を向けると、みぃがゆっくり歩いてきていた。


少しふらふらしていて、見ていて危なっかしい……

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