私の中にあと二人いる【番外編】
「なんだよ〜
僕の浴衣姿に興奮してよ〜」
「誰がお前の浴衣姿で興奮するか」
俺以外のヤツらは、顔を真っ赤にしながら遥の浴衣姿を見ていた
「ちぇ
恭也って、本当に僕に冷たいよね〜
僕、恭也のこと好きなんだよ〜?
ねぇ、恭也…
僕、恭也になら何されてもいいよ…?」
遥はそう言って、俺の側にきて
上目遣いで俺の首に腕を回してきた
「へぇ…
なんでもするのか…?」
俺がニヤッと笑って遥に言うと
遥は待ってましたという感じで俺に顔を近づけてきた