雨、冷たくて
皆の冷たい視線が雨ならば、


先輩は自分にとってたった一つの太陽でした。



どんなに雨が降り注いでも、

先輩という太陽が照らしてくれたから心地よかった。


傘をさしても無駄だった冷たい雨も、

気にせず過ごせた。



ねぇ、先輩?


自分を嫌ってもいいです。

けど忘れないでください…



誰かの中にいつまでも存在していたいです。


先輩、助けてくれてありがとうございました。



市松 ルイ

─────────────
< 64 / 72 >

この作品をシェア

pagetop