この俺が幽霊に恋をした!?



「千草玲斗……」

ゆらり、と布団のところまで歩み寄る。


「ごめんごめん、ごめん真琴っ」


許さねぇ―……



「千草玲斗……
魂ごと消滅させてやる……っ」


「こ、こわいよ真琴くん!

だってお腹すいてたんだもん。
少しだけ味見しただけじゃないか……
って。ごめん本当にごめんって真琴くん」




その夜、千草玲斗は家の外で1人寂しく一夜を過ごしましたとさ✩

< 117 / 307 >

この作品をシェア

pagetop