先生は救世主




大丈夫と言いながらも、ほんとは大丈夫じゃない。

このものすごく大きな部屋で、一人なんて、寂しいすぎる。
しかも、1ヶ月も。

部屋も、いつもの倍以上に感じられるに違いない。


今まで、数日はあったけど、1ヶ月なんて長い期間はなかった。
あったとしても、五日とかだったからな。

とりあえず、


「頑張ってね、慶助さん。」


「…ありがとう、明梨嗄。」



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