ラブレッスン
答えられない私を沢木さんはさほど気にもしていなかったらしく、すぐに戻った方がいいといわれ二人で企画部へと戻った。






『あ。遠藤さん。休憩途中でごめんね。

沢木さんもわざわざ休憩室まで見に行ってくれてありがとう。』







『いいえ。それより早く仕事始めましょう?それ明日使うんですよね?』





横山くんを促して沢木さんが書類を受けとる。
そして私に手渡してきた。




『こっちの資料は使わないらしいからシュレッダーにかけて、こっちの書類をフラッシュメモリーに入力して欲しいそうです。

ですよね?横山さん。』






『ああ。すぐに取りかかってほしい。

ちょっと俺コンビニで弁当買ってきていい?

まだ昼食べてないんだ。






「どうぞ行ってきて下さい。お茶用意しておきますから。」






そう言って、給湯室へ向かい横山くんはコンビニへとお昼を買いに出た。






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