近距離恋愛


「だから、菜摘だけど?バスケやりながら、楽しそうに笑ってるお前。夜まで残ってやってる姿にいつの間にか惹かれてた。」



わ、私に?


「わ、私…先輩と両想いですか?」


「おう、あたりまえだろ」


泣き出す私に対して、そっと口付けをする先輩。



「…んっ、 」


嬉しすぎてやばい。

「ん、部活行こーぜ」

そう言って、私に手を差し出す。

「はいっ!」

手を繋ぎながら体育館へと行ったーー。
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