※その恋、ワケありにつき。
第8章:最後に選ぶのは?
莉乃side:寂しさと悲しみ
【莉乃side】
遊園地ダブルデートを終えて1週間、
私たちは少し距離があるまま過ごした。
「莉乃飯行こうぜ」
「うん、」
ご飯を食べる時とか、帰る時は普通だけど
少し顔が近くなったりすると
「わり……っ」
賢人は顔を逸らした。
あの時は私も……
目をつぶって彼を待っていた。
なんであんな事したのかは分からない。
でも賢人ならいいやって、
そう思ってしまった。
「今日は集合の日だな。
最後の……」
「そうだね」
今日最後の集合して
3日後に私たちは本来付き合っていた
相手のところに行って話し合う。