「この顔見るのは“俺”限定」
「そんな、ありさ。
とても、汐見廉のことを好きには見えないよ。
だから、あたしは。
むしろ、嫌ってると思ってた」



「…………」



「それで、さっき笑ったの。
ありさ。
本当に、なにを言いだしたのかって思ったもん」



「そっかぁ……。
あたし、まわりからそう思われてたのかぁ……」



ちょっとは覚悟してたけど、こうハッキリ言われるとかなりへこむ。



それじゃあ……。



『可愛くねぇ女』……って。



汐見廉にも言われるハズだよ。
< 33 / 328 >

この作品をシェア

pagetop