暗闇から目覚めぬ私

晴哉が帰ったあと…。
《風磨SIDE》

さっき、風花が名前で呼んでくれた。

風磨「俺のこと名前で呼ぶの抵抗ないんだな。」

風花「別に…。」

風磨「へぇー。」

風花「何?近づいてこないでくんない?」

風磨「じゃあ、選択肢をやる。おとなしく目を瞑るか後ろに倒れるか。」

風花「どっちもやなんですけど。」

本当、クールだよな。

風磨「強行突破で行くけど?」

風花「はっ?」

風磨「こういうこと。」

風花の両腕掴んでベッドに押し倒す。

風花「何する気だ?」

風磨「おとなしくしてればいいだけだけど?」

風花「意味がわからない。とりあえず、どけ。」

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