明日へのラプソディ

アパートに帰り着いて、いつものように、座り込む前に、お風呂と、思ったけど、無理、そのままベッドにバッタリ倒れ込んでしまった…。



『朝、朝、朝〜』

ケイタイからうるさい声が響いて来て、うっすら意識が甦った。

「う、う〜ん」

『朝、朝、朝〜』

「…わかったから」

ベッドから起き上がり、ふと自分の格好に目がいく。

「ん?服?…へ?今何時っ!」

そこから、自分でもビックリするくらいの早さでシャワーを浴びて、服を着替えて、ソッコーでアパートを出た。


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