幼なじみ物語*番外編
俺の返事に、隼多は何も言わなくなった。
麻里を避ける俺を、批判も何もしないで、
ただただ歩いていた。
責めてくれた方が、いっそ楽かも…
『なんで避けんだよ!』とか、
『弱虫』だとか、
いっそのこと罵ってくれた方が、俺は動けそうな気がするのに。
こんなことを思うから、ダメなんだろうな、俺って。
こんなんだから、いつまで経っても不器用で弱虫なんだ。
そう思っても、俺は何も変われない。
今のままじゃダメだってことは分かってるのに、俺は何もできない。