催涙雨。



でも12歳になる少し前のこと、

私の信じたい気持ちすら

儚く散ってしまった。




突然の唯一の心の拠り所だった

祖父の死。


そして、両親の離婚。



この2つの出来事で

私は《死にたい》と願ってしまった。


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