鏡の中

未知の次元





志はとりあえずそこに腰を下ろした。


「失礼します…。」

一言添えて。



物音何一つしないその部屋は、雰囲気とマッチしてさらに寂しさを引き立たせた。

ピンクのある小物を除いて。




じっとできなくなった志は、もそもそと動きだした。



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