黒薔薇




「なぁ梨矩。」


「なに?」


「こっち来て。」


奏汰は自分の席へと招く。

あたしは立ちあがって、自分の席の隣に座っている、奏汰の前に立った。


奏汰は、あたしの手首を引っ張って、あたしを抱き寄せた。


「…急にどうしたの?」



< 300 / 359 >

この作品をシェア

pagetop