あなたの優しさが…2
大東はマンションへ向かう
少しだけ大東は嬉しそうだ
『ニヤついてんな』
俺が言うと
そうですか?ととぼけやがる
『若、明日の予定はありませんので、ゆっくりお休みになられてください』
そう言ってくる大東
『あ?休みなんかいらねぇ、明日もやることあんだろう……』
俺の言うことに
全く耳を貸さない大東
『……では、気が向いたら連絡ください』
気が向いたらってなんだよ……
まったく……
俺は大東と別れ部屋の鍵を開けた