どんな時も。アタシ。

風俗

タツヤに接触したくないので、仕事は池袋で探す事にした。
何度か声をかけられ、そのたびに店を変わる。
タツヤと離れたアタシは寂しくて、声をかけてきたスカウトやホストと関係をもった。

セクキャバでは続けていけないと感じ、他の職種を探す。

池袋東口で声をかけられた。
「仕事探してない?」

「探してるけど…」
「じゃぁ紹介してあげるよ。っか、可愛いね。付き合わない?」
「あ〜、ソッコーだね。じゃぁ付き合っちゃおっか」
ケンちゃんとの始まりは、そんな感じだった。
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