あの日の桜は。【大幅修正中】
沈黙を破り私はもう一度楽しい雰囲気に戻そうとした。
「あぁ、そうだな」
無表情でそう言った。
その顔からは何を思っているかを読み取ることは出来ない。
「はい、しっかり勉強してテスト頑張りましょうね」
にっこりと笑うともう一度あの明るい雰囲気が戻ったように思えた。
「そう言えば、海行くんだよな?」
陸がふと思い出したかのように言った。
・・・海か。
『莉子』
頭の中で声が響いた。