あの日の桜は。【大幅修正中】
半分脅しともとれるその言葉で龍は一瞬顔を赤くし、そして、小さくうなずいた。
「じゃあ、お願いします。莉子、また明日な。今日はごめん」
「こちらこそご迷惑をかけてしまってすいません、ではまた明日」
頬笑みながらそう返し、龍が出て行くのを見届けた。
がちゃと玄関が閉まる音が聞こえ、視線を向かいあっているそいつに戻す。
「いろいろいいてぇことはあるが、まずは、久しぶりだな、莉子」
軽く口元緩ませ、私を見つめる。
「うん、久しぶり、海里ていうか、私海里の前で脱ぐのも嫌だからね。そこだけ訂正」