あ い の う た <実話>
ファンという肩書きで、
俺の音楽を知ったかぶりする奴らにもうんざりしていた。




『うるさい』



邪魔するな…俺の音楽を。




その時、
一人の女が目に入った。




セーラー服を着たいかにも場違いな女。



…糞だ。


どうせどっかのバンドの彼女かなんかだろう。





そう思った。





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