覆面チルドレン
終章

その後も時折横山とは連絡を取っていた。


福永の会社が持ち直して今では昔のように傲慢な男に戻っているらしかった。


倉庫の中の覆面の埃を払うと被ってみた。


かなりキツかったが、何とか被れた。



涙が出てきた。これを作ってくれた祖母はもう居ない。プロレスを教えてくれた祖父も居ない。


原田も居ない。世の中不公平だなと呟き涙が止まらなくなった。


泣きながら庭で思いきりドロップキックをした。


腰を強打したが、それが何だか心地良かった。


そのまま寝転ぶと空が青かった。
















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