幼なじみなアイツが…
ガラガラと教室の扉の音をならしながら
少し緊張したそれでもどこか嬉しそうな彼、偉怜が入ってきた


「あっ、美夏遅くなってごめんな!」
少し焦りながら言う彼をみたら少し笑いが込み上げてくる

「別に、そこまで待ってないよ!でさ話ってなにかな?」

彼は少し顔を赤くして

『お、俺さっ美夏には絶対言わないとなって
思って、そっそれでさ…』


少しの間沈黙が流れる

「それで?なにを言わなきゃって思ったたの?」




『俺さ、彼女が出来たんだ』

顔を真っ赤にして言うかれに


「良かったね!おめでとう。応援するよ」

なんて、思ってもない言葉をかけ

『ありがとな。じゃあ、俺彼女待たせてるから!』


私の中でなにかが
崩れていく音がした…


ばいばい
私の初恋




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