“say thank you”
はぁ…新学期から気分どんより…
大きなため息をついていると、後ろから声をかけられた。
「なぁ、緒川。」
相川くんだった。
「なに?」
「文化祭のことなんだけど…」
早っ。もうそんな話するの?
「うん。」
「明日、クラスの出し物の希望取るから案女子に聞いといてくんね?」
「あーうん、わかった。」
はぁ…副委員長は楽じゃない。
しかも、女子って、有奈にも聞かなきゃいけないんだ。