後出しジャンケン
「終わった〜!」

「お疲れ」

無言だったお陰でいつもの3倍は速かった気がする笑

「早くしてよ、遅いんだけど」

「あ、ごめんごめん」

でも、こうやって颯斗と帰ることができるわけで

先生にちょっとだけ感謝だよ

「まだー?」

「はいはい、すぐ行くよ〜」

校門を出て少ししたところでアイスの自販機を発見!

暑くなってきたこの季節

アイスが恋しいよ〜!

「ねぇ、アイス食べない?」

「アイス?、、、、、、、いいよ」

「やっほーい!」

さーて、何味にしよっかな〜

王道のバニラ?いやいや、チョコも捨てがたい〜

「早く選びなよ」

「すんません」

ピッ

私が選んだのはバニラ!

やっぱり、バニラにして良かった〜

でも、チョコも食べたい、、、

ピッ

颯斗が持ってるのは、、、チョコ!?

「あの〜颯斗さん?そのアイスちょっとだけ食べさせて?」

「変わんないな、真由は。はい、どーぞ」

「ほんと?じゃあ、バニラも一口あげる」

「どーも」

パクっ

「おいしい〜!」

「バニラも美味い」

ん?待てよ。これってもしかしなくても

「間接キス?」

あ、やばい 声に出ちゃった

「、、、、」

そこ、無言になるなよ!

ってあれ?顔赤くない?

「顔赤くない?あ、まさか照れてるの笑?」

「照れてなんかないしっ!」

「あー、照れてるね 今流行りのツンデレ?笑」

「ふんっ」

あーあ、へそまげちゃったよ

こうなると面倒いんだよな〜

どうしようか




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