love you only
3章
晩餐会から、数日後・・・


「えっ!アランも行くの!?」


ルイの執務室にて、私は大きな声をあげる。


その理由とは・・・



王国同士の利益、繁栄の為に隣国とアルバート王国との架け橋を作るらしい。


架け橋も重要だが、そこに行くまでの道も両国とも大がかりな整備をするとの事。



アランの仕事は、国境を跨ぐ建設になる為、騎士団を引き連れて警備を行う事だそうだ。



架け橋が建設される事は知っていたが、アランが行くなんて思わなかった。



「アランは土台が出来るまで、なんだよね?」



しつこくルイに確認する。
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