星月夜
奇跡的にオッケーを貰えた私は
この日から瞬の“彼女”という存在になれた
あの日約束した通り
瞬は美鈴先輩を想うことを止めることもなく
私たちは寄り添うように数年の時を重ねた
美鈴先輩を想う瞬の傍に居ることが辛くなかったわけじゃない
辛くて、辛くて枕を濡らした夜が何度あっただろうか
それでも好きだから
瞬の傍に居たいから
想いを断ち切れない瞬を見守り続けた
いつか、私だけを見てくれる日が
来ると信じて