一人称が私から俺に替わる時
第3話

疑い…

「ふふ♪」

あ、ベッドで携帯を見ながら笑うとか危ない人ですね;;;


ですがにやけてしまうんです



携帯のアドレス帳に…


『一宮凛』


これはにやけてしまいますよ♪


花崗ちゃんにも速報としてメールをいれたところ、



私よりもテンションが高かったですw


「明日学校の帰りにチケット渡しましょう♪」


目の前でチケットをひらつかせながら


パジャマに着替えて



おやすみなさい!


















─ジリリリ

─パシッ


「寝起き最高ですね!」


今日はお天気もいいですし



モチベーションも上がります♪



「行ってきます!」


─ガチャン














─ガラ


「おはようございます」


「おっ!リア充の日咲じゃん!


声が大きいですよ;;;花崗ちゃん;;;


「はい////」


「良かったねwチケット渡した?」


「まだです、今日渡そうかと思いまして!」


「おっ、がんばっ♪」


花崗ちゃんからのエールは大切にいただきました!



今日の授業は─





静まり返った教室にシャーペンが走る音だけする中、私も授業に集中する。



割りと難しい内容ばかりで苦労しましたがなんとか、ついていけたはず……です;;;;



お昼休憩は賑やかになりますね〜



ここの学校は食堂があって私はいつも…



─ピ


「日咲またそれ?飽きないね〜;;;;」

「はい!オムライスが一番美味しいんですよ?」



オムライスにハマって1年ずっと食堂ではオムライスに決まっています!




「でもさ、あんたに恋の季節が来るとは思ってなかったよw」


「私もですw」


花崗ちゃんは………



好きな人いないんでしょうか?



「はい、ごちそーさま」


は、はやっ?!;;


「ちゃんと噛みましたか?!;;」

「当たり前だよ;;;あたしは今日日直なのよ;;;まだ半分しか進んでないから先行くね!」


半分しかって…;;;


まあ、ゆっくり食べましょうか



─カタ





「隣、いいか?」


「見高君、どうぞ?」


まさかの見高君ご登場です


いつもはパンを買って屋上に行くとかなんとか聞いたんですが…


「なぁ、お前昨日のヤツと付き合ってんの?」

「ッコホッ、え!?////」



急に何なんでしょう?


思わずむせました;;;


「付き合ってんだなw分かりやすすぎだろ田辺w」

「〜〜////」


「…なぁ、アイツは止めとけ」



「へ…?」



今…なんと?



「アイツに関して調べたら恋愛はお遊びにしか思わねーヤツだぞ」



嘘です……そんなの…
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