すぅぃーとしろっぷ・えあらいん
「無い...無いっっ」


大切なカギが、ない!!!!どこかで落としちゃったのかなぁ?!?!


あれは...あれは、小さい頃行ったお祭りでもういないお母さんに買ってもらった大切なカギ。


無くすわけにはいかない!!!!


「癒愛!!!!あった?!?!」


「無いよぉぉ...ゆんちゃんゴメンねぇ」


ゆんちゃんは、私の親友。


神前 結愛 (カンザキ ユア)


おっちょこちょいな私を辛口だけどいつも支えてくれるの。
私は朱川癒愛(スガワ ユア)
名前が一緒ってキセキみたいだよね!


「おい!!!これじゃねーの?!?!」



「あーっっっっ!!!それ!!!」



クマさんの形をしたカギを揺らしながらこっちに来る体格の良い茶髪の男の子。ゆんちゃんのカレシの中條 唀莉(チュウジョウ シュウリ)君。


「唀莉君ありがとうー!!!」


「結愛の親友じゃほっとけねーかんな」


「ゆんちゃんもゴメンね?」


「ううん、気にしないの!」


ああ...いつも支えてくれるのはこの2人。




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