イケメン侯爵様とお試し結婚!?

「・・・で、ここが、図書室。ここが、書斎となっています」

「・・・はあ」

さすが、クレール家。
部屋の数も広さも半端ないわ・・・・。

一つ一つ案内されるのですが、アマルダはなかなか覚えることは出来ません。
ついつい頭を抱えてしまいます。

それを見てヴァン様は軽く微笑みました。

「そんなに悩まなくても大丈夫ですよ?」

「すみません、物覚えが悪いもので」

「まあ、住んでいくうちに覚えていくでしょうから、焦らずにいてくださいね」
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