【完】学校1のモテヤンキーの彼女になった私



「JUNYAの彼女だよな?」



『はい』



リーダーのYAMATOさんに声をかけられた。



YAMATOさんは最年長でみんなをまとめるいいお兄さんみたいな人だ。





「JUNYAと無理して付き合ってんだろ?ごめんな」




『そんなこと…』



ないと言ったら嘘になっちゃうから…



何とも言えなくなってしまう。




「図星か?」



ARUTOさんに言われた。



ARUTOさんはクール担当。


無表情であまり感情を表に出さないが笑った時の顔は破壊力がある程素敵だ。




『…』



鋭いですね…




「断っていいんだよ?
好きな人いるんでしょ?



断るのも愛情だよ?


JUNYAが脅したこともわかってるし、あんなのただの逆恨みだ。



同じグループの人間として情けないよ…」



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