わたし、式場予約しました!
 八月十五日に、と言うと、

「バリでしてやれ。
 瑠可の部屋は、その手のパンフレットでいっぱいだ。

 瑠可がバリがいいと言うのなら、バリでしてやれ」
と言う。

「瑠可の前に、男として存在されても嫌なんだが。
 兄としても嫌だな……」
と一真は呟く。

 どんな溺愛ぶりだよ、と。

< 169 / 203 >

この作品をシェア

pagetop