ラストボーイ
懐かしい愁ちゃんの香りに包まれて、
大きな手があたしの頭を優しく撫でてくれた。
当たり前だった事が、
"特別"に変わったのは自分の気持ちに気付いたから‥‥。
あたしの夏。
初恋をしました。
幼なじみでずっと一緒だった人を
好きになりました。
「芽生、まだ片付けとかあんだろ。」
「忘れてた!行かなきゃ!」
「ばっくれちゃう?」
はい‥‥?
いや、愁ちゃんも実行委員だからね?!
「行こ。」
「ちょっ‥‥!!」