イジワル同期とルームシェア!?




月曜日、朝8時15分。
私は始業45分前に会社に到着した。

こんなに早い出社は、元希との出勤時間をズラすためである。
マンションから会社までは歩ける距離。

この道を仲良く二人で歩いて行ったら、同棲感半端ないじゃない。

他人に見咎められないよう、私が先に出ることにしたのだ。


私は手の中にある鍵を見つめる。

この鍵は、昨日複製したもの。元希のマスターキーと区別するために、ガチャガチャで出たリアルなイルカのストラップをつけた。
これで別々に家を出ても大丈夫だ。


今朝から私の当番が増えた。
洗濯当番を丸々引き受けることにしたのだ。

だって、考えてみたら、元希が私の下着洗うなんて嫌だもん。

洗って干すのは私の仕事、乾いた衣類を畳むのは各自の仕事と担当替えをさせてもらった。
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