飴とノイズと君の声
「わー!琳ちゃんもふーちゃんも可愛いじゃん!」

「けーちゃんさんも目が大きくなって可愛いです」


琳ちゃんもコクコクと頷いた。


『二人とも可愛いよ』


琳ちゃんさんの言葉に、少しドキッとしてしまう。


『ふーちゃん...なんか、顔赤い?』


「そっ、そんなことないですよっ」

「へっ!?何!?どーしたのふーちゃん!」


けーちゃんさんは驚いて私の方を見る。


「な、なななな...なんでも無いですよ...!」

「えー?気になるじゃん」

「ほんとになんでも無いんですー!」


そんな私達の会話を、琳ちゃんさんはおかしそうに笑って見ていた。

か、確信犯...?

だとしたら、琳ちゃんさんは意地悪だ...。
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