ピエロ
私はピエロ




   ピ エ ロ ピ エ ロ

 
   ピエロを増やした道化師は


   今日も誰かを眺めてる


   ピエロのお面の行く末を


   その幸せを願いつつ


   不幸になってと 泣きそうに


   どうせ どうせ と諦めて


   今もお面を外せずに


   独りでずっと泣いている


   馬鹿馬鹿しいと思いつつ


   それでもやっぱり泣いている






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