赤いSoulが浅葱色に変わったトキ。
3 いざ、幕末へ!
ぴちちちち……

小鳥のさえずりで目を覚ました。
ここは、宿屋……?


ブー、ブー。
どこからか、バイブ音がなり始めた。
耳を澄ますと、近くに置いてあった風呂敷の中らしい。
風呂敷をほどくと、一番上に見慣れた自分のスマートフォンがあって、音の正体はそれで、画面を見ると着信がかかっており、知らない番号からのようだ。


「……はい。」
受信ボタンを押して応答すると、
「おお、出た出た。無事についたかのぅ?」
という、さきほどまで聴いていた声……つまり、朔耶からだった。

「……どうしてあんたがこのスマホの番号を知ってるの?!てゆーかここどこ!何すればいいのさ!」
「おお、悪い悪いw今後のことを
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