【短編】スキキライダイスキ
★*★*★*★*★*★*★*★*★*★*★

目が覚めるといつもの病院の天井が目に入った。

「先生」

担当医の辻先生が厳しい目で私を見ている。

「松原さん。運動はするなって言ったはずだよ」

「すみません…」

「いつ、君が居なくなっても過言じゃない」

「…はい」



病室の隅で、お母さんが静かに、声を殺して泣いていた。



< 10 / 22 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop