私のダーリン
戸惑い
あれから、一年。
ようやく、任せてもらえる
お客様も持てた。

「松中!明後日のお式の打ち合わせ
最終確認してある?」

「先ほど、
部長にプランの確認しました。それと
新婦様がこっそりご両親にサプライズ
されたいとの申し出があったので
こちらから、ご提案をさせていただきましたら、とても喜んでくださったので」
私は、サプライズの内容を、榊先輩に
資料としてみせた。

「どれ?……。ふーん。」
「あの…」
「松中、良いわね!これ!」
お二人のお式の翌日が
ご両親の結婚記念日だったらしい。
そこで、
出席される皆さんと
40回目の記念日を
お祝いするという物。

「なら、こちらからも、サービスとして
フラワーブーケをプレゼントするってのは、どう?」
「素敵です!ありがとうございます。
私、頑張ります!」
「初めてのが上手くい事願ってるよ!」
「はい!」
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