嫌なアイツ
アイツはバランスを失い…
プールの中にダイブした。
私はそれを観て笑ったらアイツは顔を出して…
『愛莉!深い場所へ連れて行くぞ!』
と言い…
私に近付いて来た。
私は慌ててプールサイドに上がろうとしたらアイツに掴まりそのまま引っ張られる様に深い方へ連れて行かれた…
私は半泣きの状態に成り…
アイツが手を放した瞬間、私はアイツの首にしがみついてそのままもたれ掛かる様に静止してると…
『僕にいけずをするからこう言う事に成るんですよ?愛莉さん?解って貰えましたか?』
と私を抱き締めた。
私は素直にごめんなさい…
そうアイツに謝ってた。
アイツはプールサイドに行こうとせず…
そのままプールのど真ん中で二人で抱き合う格好でずっと居てた。
【愛莉ちぁ~ん!】
海莉の声が聞こえた
私が観ると海莉に翼さん饗庭さんも一緒に居た。
私が海莉に…
助けてぇ~!!
と叫ぶと…
【二人でもう少しそうやってれば?】
そんな返事が返って来た。
なんで私が…
そう思ってると…
『海莉ちゃんに感謝かな?』
と笑顔で言った。