世界を守れそうな6人
その後、やはりほぼ100%と言われていただけに、彼は無事に合格を決める。

合格した翌日にお世話になった保健医と担任に簡単に挨拶を済ませ、

以降は一切学校に登校する事はなかった。卒業式には参加せず、ただ郵送で卒業証明書が届いた。

そんなのは彼にとってはどうでも良いようで、

入寮の為荷造りしていた時に蛍人はふと保健医と最後に交わした言葉を思い出す。


“武野さんには会わなくて良いの?”

“いいです。会ったら僕は苦しさで呼吸が出来なくなってしまう気がするから”


彼に後悔はなかった。次はしっかりと誰かを守れるようになろう。

それだけを胸に蛍人は新たなる高校生活に胸を弾ませた。


そして、無事に高校へ入学。

本人は思ってもなかっただろう。生徒会役員に任命され、今に至る。
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