音ちゃんにお任せ



フッ




「え!?」




突然、裏口についていた灯りが消える。
一気に真っ暗になった店内に動揺した私は思わずたたらを踏む。


ガチャン。

思わず壁に手をついた。
その瞬間、なにやら嫌な音が。



「おい、大丈夫か」

「え、あ、はい」

「停電みたいだな・・・」




停電、ですか。
大丈夫でしょうか。




「とりあえず外に出るか」

「はい・・・あれ?」




手探りで裏口の扉に手をかけますが、ビクともしません。
どういう事でしょうか・・・。




< 248 / 290 >

この作品をシェア

pagetop