フルート吹きの魔法使い

「・・・とこのソナタ2番は周りを暖かくする魔法・・・と。冬はいいね、ストーブ要らず。やりすぎるとサウナになっちゃうけど」

るりは毎日フルートでの魔法の検証を行っていた。

相変わらずるりの魔法は実用的である。

ガリエルの話によると、モールはこの国の偉大な魔法使いだったらしい。

なんでも昔他国の軍が攻めて来た時に、モールの魔法でこの国を守った逸話がある。
モールは自分の話をあまりしないから、そんな凄い魔法使いだとは知らなかった。


るりの魔法も何かそんなすごいものがあるんじゃないかと、楽譜にある曲を吹いてはいる。
が、相変わらず出てくるものは、生活にあると助かるものが殆ど。


ある意味居ると助かる魔法使いだ。


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