ヤンキー?なにそれ、美味しいの?

「え…なにそれ可愛すぎ!!」

「伊織ちゃんさすがなんだけど!」

「苺花ちゃんのこと分かってるね~」


言葉を発さない苺花の代わりに3人は力強く同意。


いおちゃんが持っていた着物は、

薄いピンクから赤のグラデーションに、イチゴの花のような白い小花が小さくちりばめられてるもの。

下に行くにつれて大きく描かれるお花は可愛らしいながらも、上品な大人っぽさも含んでいた。


「ま、苺花にこんな可愛いの似合うかな…?」


あまりにも美しくてかわいくて大好きなデザインだから、そんな卑屈な事を言ってしまう。

だって、いおちゃんと並ぶんだもん、ちょっと無理してるように映っちゃったら…。


「なーに言ってんの。私が選んだのよ?」


こつんと優しく苺花の頭を叩くいおちゃんは優しい笑顔。

そしてそっと、その着物を苺花に手渡した。


「うん…これにする。いおちゃんありがとう!!!」


満面の笑みで感謝を伝えれば、いおちゃんは少し恥ずかしそうに顔をそむけた。


ふふ、これ着れるの嬉しいなあ~!

< 67 / 215 >

この作品をシェア

pagetop