ヤンキー?なにそれ、美味しいの?
「え…なにそれ可愛すぎ!!」
「伊織ちゃんさすがなんだけど!」
「苺花ちゃんのこと分かってるね~」
言葉を発さない苺花の代わりに3人は力強く同意。
いおちゃんが持っていた着物は、
薄いピンクから赤のグラデーションに、イチゴの花のような白い小花が小さくちりばめられてるもの。
下に行くにつれて大きく描かれるお花は可愛らしいながらも、上品な大人っぽさも含んでいた。
「ま、苺花にこんな可愛いの似合うかな…?」
あまりにも美しくてかわいくて大好きなデザインだから、そんな卑屈な事を言ってしまう。
だって、いおちゃんと並ぶんだもん、ちょっと無理してるように映っちゃったら…。
「なーに言ってんの。私が選んだのよ?」
こつんと優しく苺花の頭を叩くいおちゃんは優しい笑顔。
そしてそっと、その着物を苺花に手渡した。
「うん…これにする。いおちゃんありがとう!!!」
満面の笑みで感謝を伝えれば、いおちゃんは少し恥ずかしそうに顔をそむけた。
ふふ、これ着れるの嬉しいなあ~!