箒星



「…〜っ」

彼が居なくなった後も、涙は止まらなかった。

「さぁチャン教室いこ?」
「アンタ邪魔。イキナリなんなのよ?紗柚には私がいるんだけど?」
「…」

愛美と千尋はケンカしていた。


「教室、行く」

あたしは立ち上がった。
いつまでも泣いている訳にはいかないから。

「2人共、行こ♪」

あたしにできる精一杯の笑顔だった。





−・−ねぇ、日向?
元気にしていますか?
あたしはアナタに
会いたくて
仕方がありません−・−








< 6 / 6 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

恋愛成就
紗柚/著

総文字数/267

恋愛(その他)1ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
真山 亜夏葉[マヤマ アゲハ] 17歳 高校2年生 石黒 聖 [イシグロ ヒジリ] 17歳 高校2年生 2人の出会いは突然だった。 そして 2人の出会いは運命だった。 運命も永遠も信じる 亜夏葉 運命も永遠も信じない 聖 真逆な2人。 真逆でも 真逆じゃなくても “ 運命の歯車” は 動き出した。 もぅ止まらない トメラレナイ だって恋は 自由でしょ? ・

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop