【完】わたしの恋のキューピッド
「あぁ・・・」

「蓮!握手しよ!?」

「え・・・?握手?」


「うん!今までの感謝を込めて!
こんなんじゃ、お礼にならないかもしれないけど・・・
真司先輩、いいですよね?」


「もちろんだよ」

真司先輩はすぐ答えた、
俺なら、少しは悩むが・・・。


「わかった、握手しよう!」

もう二度と触れられない手を握った。

ホントはこのまま藍の手を引っ張って抱き寄せたい。

そして、キスをしたい。

でも、そんなこと許されない・・・。

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