【完】わたしの恋のキューピッド
「ええええ!?そんなこと言っちゃったの!?」


「だって・・・、
本当に女子みたいに可愛かったんだもん!」


「でも、男子にそれは・・・」


「あ、そうそう!その人ね
藍を男にしたらあんな感じかも!」


「えー?なにそれ・・・?」


「やっぱり、
藍は男になってもかわいいんだねぇ~」


「はぁ・・・。
それで?その先輩の名前はなんていうの?」


「・・・あ!聞くの忘れた!」


「え!?」


「だって、その先輩、怒りながらこれ投げつけて
行っちゃったんだもん!」


私はそう言いながらキーホルダーを見せた。


「ふーん、そっか・・・」


「そうだ!藍!!」


「な、なに!?」


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