*武士の花*~花は桜木、人は武士~
声を掛けてきた、渉に羽織を渡すと
「おい!!お前ら、手伝って!!」
近くにいた、大柄な男2人に声を掛けた
俺の羽織を男4人で広げる
そして、総司の羽織を持って
「皆、道を開けて!!危ないから!!」
通りを歩く人を退けた
「そこの4人は、人が落ちてくるのを
捕まえてね!!」
街の人々も不思議がる
すると
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダ
凄い勢いで走る馬っ!!
嘘……だろっ!!!
おいおいおいおい!!
渉は、馬に総司の羽織を投げ、目隠し
馬が前足を上げ、もがくと乗っていた
女が落ちて来た
俺達は、羽織で女を受け止めた
落ちた女と入れ代わりに、渉は、馬に跳び乗り、手綱を操る
暴れていた馬が、落ち着きを取り戻す
女は渉をじっと見る
馬から降りて、渉が女に向かって言う
「ろくに乗れもしねぇのに、ざけんなよ」
沖「こういう時は、とりあえず大丈夫?って聞くんだよ!?」
「大丈夫なようにしただろうが!?」
女「あなた!!お名前は?」
女が目を輝かせて、渉に聞く
「バカ女に教える名前はねぇよ!
まずは、助けてくれた人にお礼を言え!
いつまで、人の羽織に座ってんだ!?」
渉の言葉に、女は慌てて俺達にお礼を述べた
渉がパタパタと、俺の羽織をはたいて
「洗って返す」
総司と俺の羽織を持って行く
「あぁ!!お待ち下さいませ!!」
追い掛けようとするが、女の連れらしき
男から、止められ渉を追うことは
出来なかった
俺と総司も、もう良いだろうとその場を去り屯所に戻った
「おい!!お前ら、手伝って!!」
近くにいた、大柄な男2人に声を掛けた
俺の羽織を男4人で広げる
そして、総司の羽織を持って
「皆、道を開けて!!危ないから!!」
通りを歩く人を退けた
「そこの4人は、人が落ちてくるのを
捕まえてね!!」
街の人々も不思議がる
すると
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダ
凄い勢いで走る馬っ!!
嘘……だろっ!!!
おいおいおいおい!!
渉は、馬に総司の羽織を投げ、目隠し
馬が前足を上げ、もがくと乗っていた
女が落ちて来た
俺達は、羽織で女を受け止めた
落ちた女と入れ代わりに、渉は、馬に跳び乗り、手綱を操る
暴れていた馬が、落ち着きを取り戻す
女は渉をじっと見る
馬から降りて、渉が女に向かって言う
「ろくに乗れもしねぇのに、ざけんなよ」
沖「こういう時は、とりあえず大丈夫?って聞くんだよ!?」
「大丈夫なようにしただろうが!?」
女「あなた!!お名前は?」
女が目を輝かせて、渉に聞く
「バカ女に教える名前はねぇよ!
まずは、助けてくれた人にお礼を言え!
いつまで、人の羽織に座ってんだ!?」
渉の言葉に、女は慌てて俺達にお礼を述べた
渉がパタパタと、俺の羽織をはたいて
「洗って返す」
総司と俺の羽織を持って行く
「あぁ!!お待ち下さいませ!!」
追い掛けようとするが、女の連れらしき
男から、止められ渉を追うことは
出来なかった
俺と総司も、もう良いだろうとその場を去り屯所に戻った