幼なじみはアイドルの先輩
これから某公共放送さんのプロデューサーと会う約束をしてたが、土壇場で向こうからキャンセルの連絡がきたよ。
そのつもりで妻と娘はこれから花火大会に出かけるらしいから今自宅には誰もいない。
どうしようか……。
「社先生、あたし帰りますけどまだいます?よかったら鍵渡しますよ」
「俺はしばらくここに残って詞を書いてるから鍵を貸してくれ」
「明日の朝取りにお伺いします」
「そうしてください」
榊から鍵を託されて俺は事務所で1人ぼっち。
モニター画面に目をやると、選抜祭が映り始めた。
今年は1人で寂しく見るのか……。
「あ!ホントにいますね」
「びっくりしたあ。どうした愛結。帰らないのか?」
そのつもりで妻と娘はこれから花火大会に出かけるらしいから今自宅には誰もいない。
どうしようか……。
「社先生、あたし帰りますけどまだいます?よかったら鍵渡しますよ」
「俺はしばらくここに残って詞を書いてるから鍵を貸してくれ」
「明日の朝取りにお伺いします」
「そうしてください」
榊から鍵を託されて俺は事務所で1人ぼっち。
モニター画面に目をやると、選抜祭が映り始めた。
今年は1人で寂しく見るのか……。
「あ!ホントにいますね」
「びっくりしたあ。どうした愛結。帰らないのか?」