キミの隣、私の居場所。








〝覚悟しとけよ〟

…私を指さしながらそう言った彼は
私に背を向けて、去っていく。






「さよなら…湊斗くん。
幸せでした、ありがとう。

幸せになってね」






彼の背中に向かって静かにそう呟いた。
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