1位の彼女と2位の俺~嘘から始まる恋~
俺が微笑むと、梨花の大きな瞳から大粒の涙がボロボロと零れてきた。
「…みらい。ごめんなさい。
私……知らない人から……
……っっく……っっく……」
ガバッと起き上がると、泣きながら、何度も何度も俺に頭を下げる。
布団の上に置かれた手首には、クッキリと掴まれた跡が残り、頬にも青あざが出来ていて、痛々しい。
「梨花……。
何で謝るの?
梨花は何も悪くない……もう何も思い出さなくて良いよ。
俺が傍に居るから。」